au回線が使用できるお得な料金プランpovo(ポヴォ)について、すでに契約中の方、これから利用開始を検討している方も多いのではないでしょうか。
サービス開始当初から現在まで様々な変更がありました。
今povo(ポヴォ)を利用する上で他社と比較して何がお得なのかなど気になる方に向けて、2023年最新版のpovo(ポヴォ)のメリット、デメリットについて詳しくご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
- povo(ポヴォ)の特徴について
- povo(ポヴォ)の8つのメリット、9つのデメリットについて
- povo(ポヴォ)のメリット①安心のau回線が使用できる
- povo(ポヴォ)のメリット②豊富なトッピングから自由に自分に合った使い方ができる
- povo(ポヴォ)のメリット③24時間データ使い放題が便利な上お得
- povo(ポヴォ)のメリット④ギガ活でギガがもらえる
- povo(ポヴォ)のメリット⑤定期的に無料でギガが配布される
- povoのメリット⑥コストをかけずに番号を持つことができる
- povo(ポヴォ)のメリット⑦13歳以上から本人名義で利用できる
- povo(ポヴォ)のメリット⑧eSIMで契約できる
- povo(ポヴォ)のデメリット①店舗での申し込みはできずオンラインでの申し込みのみ対応している
- povo(ポヴォ)のデメリット②毎回トッピングを購入するのが面倒
- povo(ポヴォ)のデメリット③オートチャージ用トッピングの利用には注意が必要
- povo(ポヴォ)のデメリット④海外での利用、国際ローミングに対応していない
- povo(ポヴォ)のデメリット⑤家族割やセット割がない
- povo(ポヴォ)のデメリット⑥キャリアメールの利用が有料になる
- povo(ポヴォ)のデメリット⑦データ通信の繰り越しができない
- povo(ポヴォ)のデメリット⑧留守番電話機能が利用できない
- povo(ポヴォ)のデメリット⑨他社回線から乗り換えた場合の特典がない
- povo(ポヴォ)の8つのメリット、9つのデメリットまとめ
povo(ポヴォ)の特徴について
povo(ポヴォ)はKDDIが提供している料金プランでau回線が使用できます。
格安SIMのようにキャリアの回線を「借りている」のではなく正規のau回線をお得な料金で利用できるプランです。
povo(ポヴォ)はdocomoのオンライン専用プランahamo(アハモ)やソフトバンクのオンライン専用プランLINEMO(ラインモ)と同時期に提供開始されました。
当初は毎月使用できるデータ通信量が20GBで月額2,728円という一つのプランのみでしたが、2021年9月からは現行のpovo(ポヴォ)2.0という新たな料金プランとして提供され、旧プランについてはpovo(ポヴォ)1.0という名称となり新規の利用はできなくなりました。
今回メリット、デメリットについて詳しくご紹介するのは現行のpovo(ポヴォ)2.0のプランです。
povo(ポヴォ)2.0は他社にはない料金プランで毎月使用するデータ通信量が決まっているプランではありません。
高速データ通信を自分が使いたい時につどトッピングという形でpovo(ポヴォ)のアプリ上で購入し利用します。
データ通信量 | 有効期限 | 金額 |
---|---|---|
使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日間 | 990円 |
20GB | 30日間 | 2,700円 |
60GB | 90日間 | 6,490円 |
150GB | 180日間 | 12,980円 |
ご覧いただいている通りpovo(ポヴォ)のトッピングは有効期限が決まっていて、他社のプランのように毎月コンスタントに20GBずつ使うという方法もできれば、今どのぐらいギガ数が必要かに合わせてそのつど購入するギガ数も変えることができる自由度の高い料金プランです。
逆にその自由度が面倒と感じる方もいらっしゃると思います。
後ほど詳しくご紹介しますが、2023年4月からは一部のギガ数でオートチャージ機能も追加されています。
povo(ポヴォ)の8つのメリット、9つのデメリットについて
簡単にpovo(ポヴォ)についてご紹介した上で、今回の本題であるメリット、デメリットについて詳しくお伝えしていきます。
povo(ポヴォ)のメリット①安心のau回線が使用できる
これはもう言わずもがなという内容ですが、povo(ポヴォ)は携帯料金を抑えつつ、正規のau回線を使用できるため、格安SIMのように昼間や夕方通信速度が遅くなるという心配はないです。
今までauの料金プランを利用していた方にとっては利用のイメージがつきやすいと思います。
携帯料金という固定費を抑えたいけどau回線を使用したいという方はpovo(ポヴォ)は間違いなくオススメのプランです。
povo(ポヴォ)のメリット②豊富なトッピングから自由に自分に合った使い方ができる
データ通信量 | 有効期限 | 金額 |
---|---|---|
使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日間 | 990円 |
20GB | 30日間 | 2,700円 |
60GB | 90日間 | 6,490円 |
150GB | 180日間 | 12,980円 |
先ほどご紹介した高速データ通信のトッピングについてご覧いただくと、ギガ数が多く有効期限が長いトッピングがあるのが分かると思います。
購入時は大きな金額がかかりますが、月額換算すると月に使用できるギガ数や料金はお得ですよね。
例えば一番大きな容量の150GB、12,980円を一度購入すると約半年間は携帯料金を支払わずに済み毎月使用できるギガ数は平均25GB、月額料金は約2,163円となりお得です。
>>povo(ポヴォ)2.0の60GBのトッピングはお得?他社と比較!
他にも動画配信サービスDAZNが7日間見放題のトッピングが925円など他社にはないサービスがあります。
通話かけ放題についても5分かけ放題、完全かけ放題の2種類のトッピングとして利用できます。
通話かけ放題のトッピングについては高速データ通信の様に○日間有効というものではなく、「月額」という扱いになるのでお気をつけください。
もちろん不要になったらアプリ上ですぐ解除することはできます。
povo(ポヴォ)のメリット③24時間データ使い放題が便利な上お得
povo(ポヴォ)の高速データ通信のトッピングをご覧いただくと24時間データ使い放題というものがあります。
普段はあまり携帯のギガを使わないけど旅先などで使う機会があるという方や、自宅の固定回線が不調で使えないという時に重宝しますよね。
24時間データ使い放題という名目ではありますが、実際には購入したタイミングの翌日の23:59まで使い放題で利用できます。
つまり0時過ぎに購入した場合、ほぼ48時間データ通信使い放題で利用できることになります。
その点を考慮するとかなりお得に利用できるトッピングと言えます。
購入から24時間ではなく、翌日の23:59まで使える措置は当面の間と記されているため、いつ終了するか分からないのでご注意ください。
povo(ポヴォ)のメリット④ギガ活でギガがもらえる
ギガ活って何?と疑問に思われるかと思いますが、指定の店舗で買い物をする際、auPAYで支払いをした場合にギガがもらえるというサービスがあります。
コンビニだとローソンやデイリーヤマザキ、薬局店だとウェルシアやサンドラックなども対象です。
条件として多いのが対象店舗で500円以上の買い物をすると高速データ通信が300MB、3日間の有効期限で利用できるようになります。
よく対象店舗でお買い物をすることが多いという方はギガ活だけで高速データ通信を取得し、携帯料金が発生しない月があったということも珍しくないでしょう。
他社にはないサービスのため、このギガ活もpovo(ポヴォ)を利用する上でオススメな点となります。
>>povo(ポヴォ)2.0をギガ活のみで利用し続けることは可能?
povo(ポヴォ)のメリット⑤定期的に無料でギガが配布される
povo(ポヴォ)の公式Twitterをご存知でしょうか。
公式Twitterではバレンタインやゴールデンウィークなど、イベントがあるたびに無料で利用できる高速データ通信のプロモコードを公表しています。
日ごろの感謝を込めて #povo から贈り物をご用意しました✨
詳しくはコチラ
➡https://t.co/ajYlSgFn21これからもどうぞよろしくお願いいたします🙏#HappyWhiteday #ホワイトデー #WhiteDay pic.twitter.com/aqOqbu8B6r
— povo (@povo_official) March 14, 2023
アプリ上でそのプロモコードを打ち込むだけで、無料で300MB高速データ通信を利用できたりとお得です。
もしpovo(ポヴォ)の公式Twitterをチェックしていなかったという方は、ぜひチェックしてみていただくことをオススメします。
povoのメリット⑥コストをかけずに番号を持つことができる
povo(ポヴォ)は契約時や解約時の手数料等はかからずに利用できます。
さらに高速データ通信が不要な場合は月にかかる費用は0円です。
高速データ通信のトッピングを購入しない場合は128Kbpsという超低速状態で利用することになりますが、外出はほぼせずWi-Fi環境下での利用の方や、何かあった時の非常用のサブ回線として持っておくという使い方には便利です。
コストはかかりませんが注意点があり、1名義5回線までは無料で持てますが、6回線目以降は有料になります。
まぁそんなにpovo(ポヴォ)の回線契約をする方はいらっしゃらないと思いますが…。
>>povo(ポヴォ)を契約と解約、6回線以上繰り返している人は要注意!
また、ずっと無料で持っておくということはできず、開通から180日ごとに何かしらのトッピング購入か通話やSMS送信で660円以上の費用を発生させ支払わないと事前通知の上解約されてしまうためご注意ください。
>>povo(ポヴォ)2.0を利用する際の最低維持費はいくら?
povo(ポヴォ)のメリット⑦13歳以上から本人名義で利用できる
他社のプランの場合、成人になった18歳以上から本人名義で利用でき、18歳未満の場合は親御さんなど成人の方名義で契約をする必要があります。
その場合年齢が18歳以上になったあと、名義変更をする必要があるので面倒ですよね。
povo(ポヴォ)は13歳以上から本人名義で利用できるのでいざ成人になった時の面倒な手続きがなくて済みますよ。
povo(ポヴォ)のメリット⑧eSIMで契約できる
povo(ポヴォ)は物理SIMとスマホにあらかじめ埋め込まれているeSIM両方とも利用できます。
物理SIMの場合はオンラインで契約後届くまで待つ必要がありますが、eSIMの場合は本人確認、審査が問題なければ即日開通できます。
最近は格安SIMを含めてeSIMに対応したプランが増えているのをご存知でしょうか。
他にもeSIMに対応したお得なプランはないかな?とお探し中の方は下記の記事をご覧ください。
>>【2023年最新】eSIMが使用できるオススメの格安SIM11選!
povo(ポヴォ)のデメリット①店舗での申し込みはできずオンラインでの申し込みのみ対応している
auの他の料金プランのように店舗での申し込みはできず、オンラインでの申し込みのみ対応しています。
同じオンライン専用プランであるdocomoのahamo(アハモ)は3,300円の料金を支払えば店舗で申し込みのサポートを受けられますがpovo(ポヴォ)の場合はそのようなサービスはありません。
上手く申し込みができない場合はチャットサポートで自動応答のチャットボットの回答を見るか、チャットオペレーターに繋げてもらい、文字でのやり取りをする必要があります。
povo(ポヴォ)のデメリット②毎回トッピングを購入するのが面倒
povo(ポヴォ)は他社の料金プランのように毎月○GB利用できて○○円というプランではなく、自分が使いたい時につど高速データ通信のトッピングをアプリ上で購入する必要があります。
自由に使える点が他社にはないメリットと言えますが、その利用の仕方が面倒、合わないと感じる方も中にはいるでしょう。
povo(ポヴォ)のデメリット③オートチャージ用トッピングの利用には注意が必要
先ほどデメリット②で毎回トッピングを自分自身で購入する必要があるとお伝えしましたが、3GB・30日間有効・990円のトッピングのみ、その都度購入か有効期限が切れた際やギガを消費した場合自動的に購入するかを選べます。
自動的に購入できるサービスは月の上限数等なく、ギガがなくなり次第追加購入されてしまうため、知らない間にWi-Fiが切れていてたくさん使っていた場合など思いもよらぬ金額になることがあります。
普段高速データ通信のギガが切れた場合は最大128Kbpsという超低速状態になるため気付きますが、オートチャージ用のトッピングの場合は気づかず利用できてしまいます。
便利な機能ではありますが、お子様に持たせている場合などは注意していただいた方が良いでしょう。
>>povo(ポヴォ)2.0オートチャージについての詳細とデメリットをご紹介
povo(ポヴォ)のデメリット④海外での利用、国際ローミングに対応していない
povo(ポヴォ)を利用中の方で海外旅行に行く際、そのままpovo(ポヴォ)のデータ通信は利用できません。
今後国際ローミングに対応予定と言われていますが、2023年4月現在は対応していないのでご注意ください。
国際電話であれば利用できますよ。
海外でも利用できるお得な料金プランをお探し中の方はdocomoのオンライン専用プランahamo(アハモ)であれば追加料金なしで20GB利用可能です。
povo(ポヴォ)のデメリット⑤家族割やセット割がない
auの料金プランで利用できる家族割や固定回線をauひかりなど関連会社を使用していたとしても割引になる制度はありません。
毎月決まったギガ数で割引料金でお得に利用したいとお考えの方はauの料金プランやUQモバイルの利用のほうが合っているでしょう。
povo(ポヴォ)のデメリット⑥キャリアメールの利用が有料になる
au回線が利用できるプランではありますが、auからpovo(ポヴォ)の料金プランに移行する場合、ezweb.ne.jpのアドレスは月額330円の料金を支払わないと利用し続けることはできません。
また、povo(ポヴォ)にしたあと新たにキャリアメールのアドレスを発行し利用することはできないのでご注意ください。
povo(ポヴォ)のデメリット⑦データ通信の繰り越しができない
格安SIMの料金プランによくある余ったデータ通信を翌月に繰り越す等のサービスはありません。
povo(ポヴォ)の場合は高速データ通信のトッピングは有効期限が決まっていて、どんなに余っていたとしても有効期限が切れてしまった場合は消滅してしまいます。
多く使うと思ってギガを購入していたけど大量に余らせて消滅して勿体無いことになってしまった…というケースもありますのでご注意ください。
povo(ポヴォ)のデメリット⑧留守番電話機能が利用できない
povo(ポヴォ)では留守番電話機能は利用できず、オプションとして存在しません。
通話重視で留守番電話機能必須な方は注意が必要です。
留守番電話機能がついてお得な料金プランお探しのかたはソフトバンクのLINEMO(ラインモ)がオススメです。
月額220円で利用でき、契約時のキャンペーンも豊富ですよ。
povo(ポヴォ)のデメリット⑨他社回線から乗り換えた場合の特典がない
多くの携帯料金プランは他社回線から乗り換えた場合、契約時に特典として現金と同じく利用できるポイントがもらえたり、スマホ本体が割引価格で購入できるなど特典が用意されていますが、povo(ポヴォ)の場合は使い方によって0円で利用できるプランのため、他社回線から乗り換えの場合に特典は用意されていません。
代わりにおともだち紹介プログラムという制度があり、紹介コード経由で契約を開始した場合は24時間データ使い放題のトッピングが自動進呈され、さらに加入後30日以内に高速データ通信のトッピングを購入した場合、トッピングに応じてデータ使い放題がもらえます。
povo(ポヴォ)の8つのメリット、9つのデメリットまとめ
ここまでpovo(ポヴォ)のメリット、デメリットをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
自由度の高いpovo(ポヴォ)。
ただその自由度が逆に悩ませてしまったり、制限なく使ってしまうかもしれずデメリットに感じる方もいらっしゃると思います。
迷われている方はpovo(ポヴォ)は契約時や解約時の費用はかからないので、まずは自分の使い方に合っているかお試しのつもりで利用してみてはいかがでしょうか。
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