2024年3月27日より提供開始されたpovo(ポヴォ)のデータ専用プラン。
povo(ポヴォ)はもともと基本料0円、自分が使いたい時につどデータ通信のトッピングを購入するというプランですがデータ専用プランはちょっと微妙な内容となっています。
今回は元々提供されていた音声+データSIMと何が違うのか、6つの注意点をご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
なお、下記の動画でもご紹介しています。
povo(ポヴォ)のデータ通信専用プランについて
povo(ポヴォ)はau回線が使用でき、プランの申し込みはすべてオンラインでのみ受け付けています。
ドコモのahamo(アハモ)ソフトバンクのLINEMO(ラインモ)と同じく2021年より3キャリアから提供開始されたオンライン専用プランです。
冒頭でもご紹介しましたが、povo(ポヴォ)は他社のプランと違い契約時の初期費用は0円、毎月かかる料金も0円という個性的なプランです。
高速データ通信が必要なときはつどデータ通信のトッピングを購入し利用します。
データ通信量 | 有効期限 | 金額 |
---|---|---|
使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日間 | 990円 |
20GB | 30日間 | 2,700円 |
60GB | 90日間 | 6,490円 |
150GB | 180日間 | 12,980円 |
普段から販売されているトッピングに加え、期間限定トッピングという1年分のデータ容量を先払いして購入し結果1年間にかかる費用が安く済むというプランも販売されていて選べます。
データ通信が必要でない方は通話かけ放題のオプションが5分かけ放題、完全かけ放題と2種類提供されているため、通話用として使っている方もいるでしょう。
かけ放題プラン | 月額料金 |
---|---|
5分かけ放題 | 550円 |
完全かけ放題 | 1,650円 |
そんなpovo(ポヴォ)ですが、音声+データSIMではなく、データ通信専用プランを提供開始しました。
povo(ポヴォ)の音声+データSIMは本人確認、ekycがあり、最短でも申し込んでから開通まで1時間かかりますが、本人確認が不要なため最短約3分で使えるようになるというのをアピールしています。
povo(ポヴォ)のデータ専用プラン6つの注意点
ここからはデータ通信専用プランをご紹介しつつ注意点も併せてお伝えしていきます。
povo(ポヴォ)のデータ専用プラン注意点①契約時に費用がかかる
一つ目の注意点はデータ専用プランは今までの初期費用、基本料0円というものではない点です。
開通時に24時間使い放題のデータトッピング、または365日間有効 0.3GBのデータトッピング、いずれかのトッピングを購入しなければならず最初に330円がかかるようになります。
povo(ポヴォ)のデータ専用プラン注意点②申し込み時にデータ使い放題のトッピングを購入すると…
2つ目の注意点として、povo(ポヴォ)のデータ通信専用プランは申し込みの流れで支払い方法を入力したあとの「eSIMの設定に進む」を押したタイミングから使えるようになります。
つまり24時間データ使い放題を選択した場合、今データ通信をたくさん使いたいんだというタイミングで申し込まないと勿体無いことになります。
音声+データSIMの場合、自分の好きなタイミングでデータトッピングを購入できます。
24時間データ使い放題のトッピングは同じく330円で販売中、さらに購入したタイミングの翌日の23時59分まで使い放題が続きます。
0時過ぎに購入すれば約48時間使える計算となり、データ通信専用プランで最初に選択するトッピングでは自由に開始時刻を選択できないのが注意点となります。
音声+データSIMの場合は申し込みの流れで本人確認が必要ではあります。
ただしそのタイミングでデータトッピングを購入しなければいけないという点はなく、自分の好きなタイミングでデータトッピングを購入できます。
そのため、急を要した利用でないのであればあえてデータ通信専用プランを選択する必要はないのではと個人的には思います。
なお、こちらは音声+データSIM、データ通信専用プラン共通の注意点ですが、povo(ポヴォ)は180日ごとに何かしらの有料のデータトッピングを購入するか、通話やSMS送信で660円以上の費用を支払わないと事前通知の上解約されてしまうため併せてご注意ください。
povo(ポヴォ)のデータ専用プラン注意点③eSIMのみの対応&必ずしもすぐに使える訳ではない
3つ目の注意点として夜の20時以降の申し込みの場合、使えるようになるのは翌日の9時30分以降になるという点です。
povo(ポヴォ)のデータ通信専用SIMはすぐに使えるようになるというのが1番の強みです。
ただしeSIMのみの対応となること、どの時間に申し込んでもすぐに使えるようになるというものではなく、夜の20時以降に申し込んだ場合は翌日の9時30分からSIMの有効化ができるようになります。
これは音声+データSIMを選択した場合と同じです。
申し込んだタイミングですぐに使えるようにならないのであれば、多少面倒でも音声+データSIMで開通したほうが自由度が高いためオススメです。
povo(ポヴォ)のデータ専用プラン注意点④使用している回線数にカウントされる
4つ目の注意点はデータ通信専用プランも利用した回線数にカウントされるという点です。
povo(ポヴォ)は過去1年以内に5回線以上申し込んでいる場合、事務手数料が3,850円かかるようになります。
データ通信専用プランも音声+データ通信SIMと同じく使用した回線数にカウントされます。
公式サイトにも載っていて、もしかするとデータ通信専用プランと音声+データSIMでカウントが別々になるかと思い一応サポートにも確認しましたが両方の回線数がカウントされるようです。
カウントされるのであれば色々な面を考えると音声+データSIMを選択したほうが良いと思うのは私だけでしょうか。
povo(ポヴォ)のデータ専用プラン注意点⑤海外ローミングの利用ができない
5つ目の注意点はデータ通信専用プランは海外ローミングの利用ができない点です。
povo(ポヴォ)は昨年から海外ローミングがスタート、データトッピングが購入できるようになっています。
海外利用時にpovo(ポヴォ)のデータ通信を使うことを考えているのであれば音声+データ通信SIMで開通することをオススメします。
povo(ポヴォ)のデータ専用プラン注意点⑥18歳以上の名義である必要がある
6つ目の注意点は18歳以上の名義でないと申し込みができないという点です。
データ通信専用SIMは本人確認が不要なプランなためか、音声+データ通信SIMでは13歳以上の名義で申し込みができるのが18歳以上と年齢が上がっているためご注意ください。
povo(ポヴォ)のデータ通信専用プランの注意点まとめ
ここまでpovo(ポヴォ)のデータ通信専用SIMの注意点をご紹介していきました。
個人的には楽天モバイルから提供されているデータタイプと並び、謎なデータ通信専用プランが登場したなと思います。
音声+データSIMを選択したほうが自由度が高く良い面がたくさんあるなという印象です。
ただ、夜の20時前にデータ通信が使えないトラブルが発生、今どうしても高速データ通信が使いたいというタイミングでは本人確認が不要ですぐ使えて便利かもと思います。
申し込みにもデータ通信が必要なため、今つかいたいというタイミングで申し込みができるかが課題ですが…。
普段からタブレット用としてデータ通信専用プランを使いたいとお考えの方は、povo(ポヴォ)では音声+データSIMとデータ通信専用プランでデータトッピングの費用は変わらないため、最初から音声+データSIMを選択したほうが良いでしょう。
povo(ポヴォ)ではなく格安SIMのIIJmioやHISモバイル、NUROモバイル等はデータ通信専用プランを提供しており音声+データ通信の費用よりも安く設定されていてお得です。
詳しくは下記の記事でご紹介しているのでよろしければご覧ください。
楽天モバイルよりも安くてお得なデータ専用SIMオススメ6選!
povo(ポヴォ)について気になっている方は下記の記事でお得な活用術や、他社のプランと併用した場合のオススメのプランをご紹介しているので併せてご覧いただけると幸いです。
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