格安SIM契約時のネックになるのが初期費用。
その初期費用を無料にできるエントリーパッケージについて、お得ではありますが、事前に把握しておかないといけない注意点がいくつかあるのをご存知でしょうか。
この記事ではエントリーパッケージとは何?という疑問についてや、
それぞれの料金プランを例に挙げてエントリーパッケージ利用時の5つの落とし穴についてお伝えします。
損をしたくない方はぜひ最後までご覧ください。
エントリーパッケージとはそもそも何?なぜ初期費用が無料になるの?
そもそもエントリーパッケージって何?
と疑問に思っている方もいらっしゃると思います。
現在、ほとんどの格安SIMでは初期費用として3,300円、SIMカード発行手数料として400円前後の費用がかかります。
エントリーパッケージを事前に購入した上で契約をすることで3,300円の部分を無しにすることができます。
エントリーパッケージは大体300円前後で販売されているので、初期費用を約10分の1に抑えられるのでお得ではあります。
エントリーパッケージは紙版とダウンロード版と販売されていて、例えばmineo(マイネオ)の場合だと16桁の番号が記載されているのでその番号を契約時に入力することにより、初期費用が無料になります。
エントリーパッケージはAmazonや楽天などの通販サイト、家電量販店で販売されていて購入できます。
気になる格安SIMがある場合、エントリーパッケージが販売されているか否かを調べた上で賢く契約する方が多いと思います。
格安SIMのエントリーパッケージの5つの落とし穴
ここからはエントリーパッケージを買う前に知っておいてもらいたい5つの落とし穴をご紹介していきます。
エントリーパッケージの落とし穴①そもそも買わなくても初期費用を無料にすることができるケースがある
エントリーパッケージは数百円で購入できるのでそこまで大きな買い物ではないですが、そもそも買わなくても初期費用を無料にする別の方法がある格安SIMがあります。
それはmineo(マイネオ)です。
mineo(マイネオ)はdocomo、au、ソフトバンクの3社から選択できる格安SIMで毎月決まったデータ通信量を決めて利用するマイピタという料金プランと、速度制限付きで使い放題で利用できるマイそくの2つのプランがあります。
マイピタの料金プランはこちら。
データ容量 | 音声+データ通信 (デュアルタイプ) |
データ通信のみ (シングルタイプ) |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイそくの料金プランはこちら。
プラン名 | 通信速度 | 月額料金 |
---|---|---|
スーパーライト | 32kbps | 250円 |
ライト | 300kbps | 660円 |
スタンダード | 1.5Mbps | 990円 |
プレミアム | 3Mbps | 2,200円 |
※マイそくは平日昼の12時〜13時は32kbpsの速度に低下するデメリットがあります。
この中の月額250円で利用できるマイそくスーパーライトはエントリーパッケージ経由での申し込みでも初期費用を支払う必要があるのでご注意ください。
月額250円のマイそくスーパーライト以外、mineo(マイネオ)を利用している方の紹介経由での申し込みの場合は初期費用が無料になり、契約と同時にスマホ本体を購入した場合は2,000円分の電子マネーがもらえる特典があります。
私も現在mineo(マイネオ)を使用しています。
下記に紹介用コードのURLを貼っていますので周りにmineo(マイネオ)を利用している方がいない場合はよろしければご活用ください。
mineoの初期費用が無料になる紹介用URLはこちらをクリック
mineo(マイネオ)は速度制限付きにはなりますが、最安1,683円で使い放題で利用できるお得なプランです。
mineo(マイネオ)について気になっている方は下記の記事でメリット、デメリットをご紹介しているのでご覧ください。
【完全解説】mineo(マイネオ)の12のメリット、5つのデメリット
エントリーパッケージの落とし穴②キャンペーンの利用ができない
格安SIMでは各社さまざまな契約時の特典、キャンペーンを実施しています。
例えば格安SIMのIIJmioでは他社回線から乗り換えの場合、スマホ本体が割引価格で購入できるセールを毎月実施していたり、LIBMO(リブモ)という格安SIMでは月額料金の費用を抑えられるポイントをもらえる特典・スマホ本体がお得に購入できるセールを実施しています。
これらのキャンペーンはエントリーパッケージ経由での申し込みの場合、キャンペーン適用の対象外となってしまいます。
初期費用の約3,000円を抑えるよりも割引の特典を受けたほうが結果的に大きなプラスになることがほとんどです。
今回ご紹介したIIJmioのセールは毎月実施していて、新しく販売されるスマホ本体も割引価格で購入でき、どこよりもお得に購入できます。
現時点の機種の在庫状況、販売価格はIIJmioの公式サイトにてご確認いただけます。
また、もう一つの例でご紹介したLIBMO(リブモ)については毎月の支払いに充てることができるポイントがもらえることにより、20GBが月額1,661円で利用でき大変お得です。
LIBMO(リブモ)のメリット、デメリットについては下記の記事で詳しくご紹介しています。
エントリーパッケージの落とし穴③申し込み時、審査落ちしても返金されない
エントリーパッケージは契約前に事前に購入し、コード番号を入力することにより初期費用を無料にできます。
携帯料金プラン契約時、以前の支払い状況や短期解約を繰り返している、利用しているクレジットカードと格安SIMの相性が合わないなどという理由で審査落ちしてしまうケースがあります。
ご覧いただいているのは先ほど例で挙げた LIBMO(リブモ)のエントリーパッケージのAmazonのレビューです。
審査落ちしてしまったというレビューもちらほら見かけます。
エントリーパッケージは数百円の買い物ではありますが、審査落ちして結局無駄にしてしまったというリスクがあることは把握した上で利用しましょう。
エントリーパッケージの落とし穴④初期費用と同等、またはそれ以上の費用で販売されていることがある
このデメリットは日本通信とHISモバイルが該当します。
エントリーパッケージはほとんどの場合、数百円で購入できますが、日本通信の場合は3,000円前後、HISモバイルの場合は初期費用以上の価格で販売されています。
【HISモバイル、スペース、エントリーパッケージ】でグーグル検索をすると、【意味ない】が検索結果の候補として出るぐらいです。
先ほど審査落ちしたら無駄金になってしまうことをお伝えしましたが、初期費用と同等の金額を支払った上で審査落ちしてしまったら結構痛手かと思いますのでお気をつけください。
日本通信やHISモバイルのプランは初期費用を抑えることはできませんが、月額料金は本当にお得で、長く使うことを考えればオススメのプランです。
それぞれのプランのメリット、デメリットは下記の記事でご紹介しているのでよろしければご覧ください。
日本通信の料金プランの選び方、お得な理由やデメリットもご紹介
HISモバイル 6つのメリット10のデメリット・自由自在290プラン/自由自在スーパープラン
エントリーパッケージの落とし穴⑤プランによってはもともと初期費用がかからない格安SIMもある
格安SIMは全てにおいて契約時の初期費用がかかる訳ではありません。
例えばSONY系列の格安SIMのNUROモバイルは20GB以上のプランに契約する場合、初期費用はかかりません。
もともとNUROモバイルはエントリーパッケージが販売されているところがヤマダ電気の公式サイト上のみで、2023年9月現在は1,100円と他社と比べると少しお高めの費用がかかります。
1,100円を支払っていざ、NUROモバイルの20GBのプランに契約しようとしたら初期費用が無料だった…となると無駄な買い物になってしまうのでお気をつけください。
NUROモバイルのメリット、デメリットについては下記の記事で詳しくご紹介しています。
格安SIMのエントリーパッケージの5つの落とし穴
ここまでエントリーパッケージの5つの落とし穴についてご紹介しました。
携帯料金プランのキャンペーン状況や、ご自身の使い方によってエントリーパッケージを購入しないほうが良いケースが多々あります。
エントリーパッケージを活用する場合は事前にデメリットを把握した上で使うようにしましょう。
最新の携帯料金プランのキャンペーン情報について、下記の記事で詳しくご紹介しているので気になる方はご覧ください。
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