2023年7月からdocomoの料金プランが新しくなりました。
最後に「mo(も)」がつくプランが3つあるけど、何を選んだら良いかさっぱり分からない…。
という方も多いのではないでしょうか。
この記事ではeximo(エクシモ)、irumo(イルモ)、ahamo(アハモ)という現在docomoで選択できる料金プランの中でどのプランを選択したら良いか、どういう使い方の人にどのプランが合っているのかをまとめてご紹介していきます。
docomoの料金プランの選び方について迷われている方はぜひ最後までご覧いただけると幸いです。
docomoの料金プランの選び方…eximo(エクシモ)、irumo(イルモ)、ahamo(アハモ)の月額料金について
docomoの料金プランについて、細かく違いはありますが、まずは毎月使用するデータ通信量、月額料金をまとめた表をご覧ください。
irumo (イルモ) |
eximo (エクシモ) |
ahamo(アハモ) 5分以内通話無料付き |
|||||||
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ギガ数 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB | 〜1GB | 〜3GB | 無制限 | 20GB | 100GB (大盛りオプション) |
月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 | 2,970円 | 4,950円 |
割引後 月額料金 |
ー | 880円 | 1,540円 | 2,090円 | 2,178円 | 3,278円 | 4,928円 | ー | ー |
データ通信 超過後速度 |
128kbps | 300kbps | 無制限 | 1Mbps | |||||
データチャージ 費用 |
1GB/1,100円 | 1GB/550円 | |||||||
通話かけ放題 オプション |
5分以内通話無料 880円 完全かけ放題 1,980円 |
完全かけ放題 1,100円 |
これだけでは語り尽くせませんが、一点注目していただきたいのが、eximo(エクシモ)、irumo(イルモ)の場合は割引が適用できるか、そうでないかによって料金が変わってきます。
割引の条件もeximo(エクシモ)とirumo(イルモ)で違ってきますので、それぞれご紹介していきます。
docomoの料金プランの選び方、eximo(エクシモ)について
ここからはdocomoの料金プランであるeximo(エクシモ)、irumo(イルモ)、ahamo(アハモ)の順にそれぞれの料金プランの特徴、どんな使い方の人に合っているかをご紹介します。
eximo (エクシモ) |
|||
---|---|---|---|
ギガ数 | 〜1GB | 〜3GB | 無制限 |
月額料金 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
割引後 月額料金 |
2,178円 | 3,278円 | 4,928円 |
データ通信 超過後速度 |
無制限 |
eximo(エクシモ)はご覧の通り1GBまで、3GBまで、無制限と3段階に分かれていて、使った分だけ料金がかかります。
割引を受ける条件は3つあり、
irumo(イルモ)やahamo(アハモ)のご説明をする際にまたお伝えしますが、みんなドコモ割で割引を受けられるのはeximo(エクシモ)のみとなっています。
irumo(イルモ)やahamo(アハモ)を利用中の方もみんなドコモ割の人数としてはカウントされますが割引は受けられません。
同時に家族間通話が無料になるファミリー割引が適用できるのもeximo(エクシモ)のみです。
eximo(エクシモ)側からdocomo回線を利用しているeximo(エクシモ)、irumo(イルモ)、ahamo(アハモ)を利用中の方に発信通話をした場合は無料。
irumo(イルモ)、ahamo(アハモ)側から発信通話をした場合は有料(ahamoは5分以内の通話であれば無料)となります。
eximo(エクシモ)の特徴について
・家族間通話が無料になるファミリー割引を活用できるのはeximo側の発信のみ。
・支払い方法をdカードゴールドにしていると月額料金の10%がdポイントで還元される。
・データ通信無制限で利用できるdocomoのプランはeximoのみ。
・docomoショップで契約、プラン変更、機種変更など有料サポートを受けることが可能。
eximo(エクシモ)は割引の条件を適用できればデータ通信使い放題で4,928円で利用できますが、割引が適用されない場合7,315円という金額に跳ね上がってしまいます。
docomo以外のソフトバンクやauのデータ通信無制限のプランと違い、docomoの無制限プランはテザリングで利用したデータ通信量も無制限で利用できるというメリットがあります。
(他社の場合はテザリングで月に30GB以上利用すると月末で128kbpsの速度に低下してしまいます。)
割引の条件を適用できず、固定回線をそもそも置いていないという1人暮らしの方にとってもeximo(エクシモ)にすると固定回線代わりとしても利用できるためオススメです。
eximo(エクシモ)の利用が合っている人はこちら
・割引の条件が適用できる方。
・家族間通話をすることがよくある方。
・毎月使用するデータ通信量に変動があり、どのぐらい使うかなど事前に決められない方。
・店舗でのサポートを受けたい方。
・家に固定回線がなく、テザリングを使うことがよくある方。
以上の条件に当てはまる方が他の料金プランと比べるとeximo(エクシモ)の利用が合っています。
docomoの料金プランの選び方、irumo(イルモ)について
続いてirumo(イルモ)についてご紹介します。
irumo(イルモ)の料金プランを再びご覧ください。
irumo(イルモ) | ||||
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ギガ数 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
割引後 月額料金 |
ー | 880円 | 1,540円 | 2,090円 |
0.5GBのプラン以外は割引の条件を適用できるか、できないかによって料金が変わります。
割引の条件はeximo(エクシモ)のみんなドコモ割が省かれて、
eximo(エクシモ)の時にもお伝えしましたが、irumo(イルモ)はみんなドコモ割の人数としてはカウントされます。
例えば家族の中で1人irumo(イルモ)にプラン変更したとしても他の家族の方が旧プランやeximo(エクシモ)を利用中の場合、家族の方の割引はそのまま適用されます。
ファミリー割引の家族間通話について、irumo(イルモ)側の発信通話は有料となりますが、家族の方がirumo(イルモ)側に発信通話をした場合はファミリー割引が適用され無料になります。
ただし月額550円で利用できる0.5GBのプランはみんなドコモ割、ファミリー割引のカウント対象外となってしまいます。
0.5GBのプランのみ扱いが違いますのでご注意ください。
irumo(イルモ)の0.5GBプランは要注意!お得に利用する方法をご紹介
irumo(イルモ)の特徴について
irumo(イルモ)の特徴についてまとめた内容はこちら。
・低容量利用の方向けの料金プラン。
・キャリアメールを引き続き利用する場合は月額330円と有料になる。
・シェアパック、SPモード決済などが利用できない。
・店舗での契約、プラン変更、機種変更など有料サポートを受けることが可能。
(ただしeximoでは無料で利用できるサポート内容が一部有料となる。)
・ネットワーク混雑時は旧プラン、eximo、ahamoより先に通信速度の制限をする場合がある。
irumo(イルモ)は低価格で利用できる分、何かと訳ありな料金プランとなっています。
店舗でもサポートを受けられますが、例えばeximo(エクシモ)の場合は初期設定のサポート等無料で対応してくれる内容がirumo(イルモ)だと1,100円と有料になります。
>>irumo(イルモ)のサポート料が旧プランやeximo(エクシモ)と違う点をご紹介!
他にもirumo(イルモ)を利用する場合はデメリットがあり注意が必要です。
下記の記事irumo(イルモ)のメリット、デメリットをまとめていますのでi利用を検討している方はご覧ください。
irumo(イルモ)の利用が合っている人はこちら
・割引の条件が適用できる方。
・あまりデータ通信は使わないのに毎月の携帯代を多く支払ってしまっている方。
・いざとなったら店舗でのサポートは受けたいと思っている方。
家族間で通話をすることがよくあるけどあまりデータ通信は使わないという方は、ご覧の通話かけ放題のオプションをつけることも検討していただくと良いと思います。
通話かけ放題 オプション |
5分以内通話無料 880円 完全かけ放題 1,980円 |
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その上でeximo(エクシモ)の月額料金よりも抑えられ、デメリットについても問題ないという方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
docomoの料金プランの選び方、ahamo(アハモ)について
続いてahamo(アハモ)についてご紹介します。
ahamo(アハモ)は今までご紹介していたeximo(エクシモ)やirumo (イルモ)と違い、オンライン専用プランとして提供されていて、割引の条件はなくデータ通信量20GB+5分以内の通話無料がついて月額2,970円で利用できます。
オンライン専用プランと言っても料金(3,300円)を支払えばdocomoショップで契約変更のサポートを受けることはできます。
ただし操作はご自身で行う必要があります。
また、irumo(イルモ)同様にみんなドコモ割、ファミリー割引の人数としてカウントはされますが割引の恩恵を受けることはできません。
ahamo(アハモ)の特徴について
ahamoの特徴についてまとめた内容はこちら。
・docomoの他の料金プランと違い5分以内の通話無料が最初からついている。
・20GB以上利用する場合は+80GB、1,980円で大盛りオプションをつけることができる。
・支払い方法をdカードにしていると1GB、dカードゴールドにしていると5GBデータ通信が追加で利用できる特典がある。
・通話かけ放題のオプションが1,100円と他の料金プランより割安。
・データ通信が足りない時にギガを追加購入する場合、1GBあたり550円と他の料金プランの半額。
・キャリアメールを引き続き利用する場合は月額330円と有料になる。
・留守番電話機能がオプションとして存在せず利用できない。
ahamo(アハモ)はirumo(イルモ)同様、本来docomoのサービスとして提供されているものが一部利用できないケースがあります。
下記の記事でahamo(アハモ)にプラン変更する場合の細かい注意点をまとめていますのでよろしければご覧ください。
docomo(ドコモ)からahamo(アハモ)へ移行する際の9つの注意点
ahamo(アハモ)の利用が合っている人はこちら
・店舗でのサポートは基本的に不要な方。
・固定回線とのセット割など適用できない方。
・毎月使用するデータ通信量が3GB以上、20GB以下の方。
・旅行時などは大量にデータ通信を使う時があり、大盛りオプションを活用したい方。
・docomo回線を利用したいがなるべく費用を抑えたい方。
・留守番電話機能が必要ない方。
ahamo(アハモ)を利用する場合、留守番電話が使えないというデメリットがあります。
Android端末であれば伝言メモなど代用できる機能がありますが、iPhoneの場合はないのでご注意ください。
docomoの料金プランの選び方 まとめ
ここまでdocomoの料金プランの選び方についてご紹介しました。
家族間通話が人数としてはカウントされるけど発信通話をした場合は有料になってしまうirumo(イルモ)とahamo(アハモ)。
eximo(エクシモ)同士であれば細かいことは気にせず利用できます。
割引の条件を適用できない場合はahamo(アハモ)がオススメですが、その分デメリットもあります。
色々な情報があると悩んでしまうという方もいらっしゃるかもしれませんが、今回ご紹介した内容がdocomoの料金プラン選択の参考になっていれば幸いです。
docomoの旧料金プランを利用中で、現在利用できるプランに変更を検討しているけど、どの時期に変更したら良いか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その場合もプランによって扱いが違うので注意が必要です。
下記の記事でまとめてご紹介しているのでよろしければご覧ください。
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