
携帯料金を上手く下げたいけど格安SIMだと通信品質がどうなるのか心配だし抵抗があるなぁ…
とお悩みの方もいると思います。
そんな方にオススメなのがソフトバンク回線が利用できるワイモバイルやLINEMO、au回線が使えるUQモバイルやpovo、ドコモのahamoなどさまざまあります。
この記事では今年から使えるデータ量が増量されたワイモバイルに焦点を当てて2025年最新版のデメリットとメリットをご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
動画でもご紹介しています。
【2025年最新】ワイモバイルのメリットとデメリットを完全解説
- ワイモバイルの料金プラン(シンプル2)について
- ワイモバイルシンプル2のメリットとデメリット
- メリット①料金は安くなるが通信品質はソフトバンクと同等
- メリット②店頭での申し込みが可能
- メリット③通話かけ放題のオプションが割引になる
- メリット④家族で使っていると割引になる
- メリット⑤オンラインでの申し込みは事務手数料が無料
- メリット⑥支払い方法についてクジレットカード払い以外の選択肢がある
- メリット⑦余ったデータ量を翌月に繰り越せる
- メリット⑧LYPプレミアムが無料で使える
- メリット⑨契約時の特典が豪華
- デメリット①セット割を適用できないと料金が割高
- デメリット②速度制限が2段階ある
- デメリット③高速通信をオフにする機能がない
- デメリット④データ通信の追加購入費用が高い
- デメリット⑤販売機種のラインナップが1世代前
- デメリット⑥現在シンプル2M,Lの取り扱いがややこしい状態
- ワイモバイルのメリットとデメリット まとめ
ワイモバイルの料金プラン(シンプル2)について

いきなり余談ですが私自身、このような情報発信をするきっかけとなったのがワイモバイルでした。
以前はあまり携帯料金について関心がなかったのですが友人からワイモバイルについて話を聞いて色々と変わりました。
当時私は月に8,000円前後ソフトバンクのプランで料金を支払っていましたが友人曰く

ワイモバイルにすると料金も安くなるし、使い勝手も変わらないよ。キャリアメールが使えなくなるけど。
ということで自分で調べてみても確かにそうでショップに行って乗り換えました。
使い勝手は何も変わらないのに携帯代が8,000円から3,000円前後に変わったことで感動したのを覚えています。
余談はここまでにして料金プランをご紹介します。
現在ワイモバイルにて提供されているプランは4GBから35GBまでに分かれた3つのプランから選択できます。
シンプル2S | シンプル2M | シンプル2L | |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 30GB | 35GB |
月額料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
おうち割光セット | 1,100円割引 | 1,650円割引 | |
PayPayカード割 | 187円割引 | ||
割引適用後月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
かけ放題プラン | スーパーだれとでも定額+ (完全かけ放題) |
だれとでも定額+ (10分以内通話無料) |
---|---|---|
月額料金 | 1,980円 | 880円 |
この中のシンプル2Lについては通話かけ放題のオプションをつけると10分以内の通話オプションが無料で使え、完全かけ放題のオプション費用が他のプランよりも安く月々1,100円となります。
ソフトバンクが提供しているようなデータ通信無制限で使えるプランはありませんが、4GBから35GBまでのデータ量で収まるという方であれば検討候補に挙げてみてはいかがでしょうか。
ワイモバイルシンプル2のメリットとデメリット
ここからはメリットとデメリットをご紹介していきます。
メリット①料金は安くなるが通信品質はソフトバンクと同等
まずメリットの一つ目はソフトバンクと同等の通信品質であるという点です。

ワイモバイルにすると通信品質が悪くなるんじゃ…
と心配になる方もいると思いますが、そのようなことはなく安心です。

私もソフトバンクからワイモバイルに変えた当時、使い勝手は全く変わらなく困ったことはありませんでした。
格安SIMの場合は大手キャリアから回線を借りている状態ということからどうしても昼間の通信速度が低下することがありますが、ワイモバイルはソフトバンクが提供するプランの1つということでそのような心配はなく使えますよ。
メリット②店頭での申し込みが可能
メリット2つ目は店舗での申し込みが可能という点です。
当時の私はオンラインで全て手続きをするという方法があるのすら知らない状態で店舗で申し込みをしました。
同じようにオンライン上で手続きをするのは抵抗があるという方もいらっしゃると思います。
その場合は店舗で説明を聞く時間は多くなりますが安心して変更の手続きができるということで、この点もワイモバイルを使う上でのメリットの一つかと思います。
メリット③通話かけ放題のオプションが割引になる
メリット3つ目は5歳から18歳の方や60歳以上の方だと通話かけ放題のオプションが割引になる点です。
ワイモバイルでは通話料が30秒ごとに22円の費用がかかりかけ放題のオプションが10分かけ放題と完全かけ放題の2種類から選択できます。
かけ放題プラン | スーパーだれとでも定額+ (完全かけ放題) |
だれとでも定額+ (10分以内通話無料) |
---|---|---|
月額料金 | 1,980円 | 880円 |
完全かけ放題のオプションをつけると60歳以上の方の場合はずっと月額1,100円割引で使え、シンプル2SまたはMのプランだと月々880円のオプション費用で通話かけ放題となります。
シンプル2Lのプランを利用する場合はオプション費用が無料となります。
5歳から18歳の方に関しては使い始めてから通話かけ放題のオプションが1年間880円割引になるキャンペーンが行われています。
なお、このキャンペーンはシンプル2Lで完全かけ放題のオプションをつけた場合は元々割引があるため費用は変わりません。
60歳以上の方に関しては元々の割引からさらに割引かれてシンプル2Lで完全かけ放題のオプションをつけると無料になります。
かけ放題のオプション費用の中には留守番電話や割り込み通話などのオプションが無料で付けられるという点もあります。
60歳以上で通話をメインで使っている申し込みについては店舗でしたいという方にとっては魅力に感じる点かと思います。
メリット④家族で使っていると割引になる
メリット4つ目は家族で使っていると割引になる点です。
シンプル2S | シンプル2M | シンプル2L | |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 30GB | 35GB |
月額料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
おうち割光セット | 1,100円割引 | 1,650円割引 | |
PayPayカード割 | 187円割引 | ||
割引適用後月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
ワイモバイルの料金はいずれも固定回線とのセット割や支払い方法による割引があります。
もし固定回線とのセット割が適用できない場合でも家族で使っていると2回線目以降は1,100円割引となります。
※こちらの割引は固定回線とのセット割(おうち割光セット)を適用できない場合のみ申し込めます。

固定回線とセットで使うのは難しいんだよね
という方も家族で使った場合、今よりも家計全体の通信費を抑えられる結果となる方もいると思いますので検討いただければと思います。
メリット⑤オンラインでの申し込みは事務手数料が無料
メリット5つ目はオンラインでの申し込みは事務手数料が無料になる点です。
先ほど店舗で申し込みができる点をメリットとしてお伝えしましたが、店舗だと初回契約時に事務手数料として3,850円の費用がかかります。

店舗のサポートとかは必要ないんだよね
という方にとってはオンラインでの申し込みだと費用を浮かせられるので良い点かと思います。
なお、ワイモバイルの比較対象として挙げられるUQモバイルについては店舗でもオンラインでも事務手数料として3,850円の費用がかかってしまいます。
メリット⑥支払い方法についてクジレットカード払い以外の選択肢がある
メリット6つ目は支払い方法に口座振替やPayPayが選択できる点です。
格安SIMの場合、支払い方法がクレジットカードに限定されてしまいますが、ワイモバイルにはクレジットカードに加え、口座振替やPayPay、一部のデビットカードが使えます。
事情がありクレジットカードを作れないという方にとっても選択肢となります。
ただし、口座振替を支払い方法に設定しているとワイモバイルの月額料金の中にあるPayPayカード割の対象にならないためこちらご注意ください。
メリット⑦余ったデータ量を翌月に繰り越せる
メリット7つ目は余ったデータ量を翌月に繰り越せる点です。
この点は多くの格安SIMで取り入れられているメリットではありますが、ワイモバイルでも採用されています。
月によって使うデータ量にばらつきがある、結構余ってしまった…ということがあった際には便利な特典かと思います。
メリット⑧LYPプレミアムが無料で使える
メリット8つ目はLYPプレミアムが無料で使える点です。
LYPプレミアムはかつて存在していたYahooプレミアムと同じもので、その中にLINEのスタンプで一部無料で使えるという特典が加わったものです。
LYPプレミアムはヤフーショッピングでの買い物の際にポイントが貯まりやすくなる特典、クーポンを使うとPayPayポイントが貯まりやすくなるなどのメリットがあります。
通常は月額508円の費用がかかりますが、ワイモバイルユーザーは無料で使えます。
PayPayポイントを貯めやすくなるというのもワイモバイルの魅力の一つです。
メリット⑨契約時の特典が豪華
メリット9つ目はキャンペーンが豪華という点です。
ワイモバイルでは回線契約と同時にスマホを買う場合は大幅割引、回線契約だけをする場合でも2万円分のPayPayポイントがもらえる特典があります。
まずスマホ本体購入と同時に契約する場合について、iPhone14が他社から乗り換えてシンプル2MまたはLに申し込むと79,920円で購入できます。
Androidのスマホについては最安1円から購入可能で、GooglePixel 8aが一括41,280円で購入することができます。
また、ワイモバイルでは1月より新トクするサポート(A)という購入から24ヶ月目に端末を返却することで一括購入するよりお得に使えるというサービスが始まっています。
個人的にはあまり返却ありで使うのはオススメしませんが、24ヶ月経ったらその時お得に使える端末に乗り換えるという方は検討してみても良いかと思います。
端末とセットで購入せず回線契約だけをする場合もお得で、他社から乗り替えてシンプル2MまたはLに申し込むと開通の翌々月に一括で20,000円分のPayPayポイントがもらえます。
こちらは最初だけシンプル2MまたはLに申し込んでおけば良く、すぐにSにプラン変更しても20,000円分のポイントがもらえる対象となります。
Sだと3,000ポイントとだいぶ下がってしまうのでご注意ください。
開通した月は日割り計算されるのと使うデータ量が1GB未満の場合は割引されるのでそこまでデータ量を使わない方でもMかLに申し込みをし、データ増量オプションをつけて、忘れない内にSにプラン変更すれば翌月からSの料金が適用されます。
データ増量オプションについても半年間は無料なので無料期間内に解約をすれば問題ありません。
こちらのポイント還元についてよく質問をいただく内容が

一度特典を受け取ったあと、別回線で申し込みをした場合は適用されないのですか?
という件です。
原則1人1回線なのですが利用者が家族であれば、家族の方を利用者登録をして特典を受け取ることは可能となっています。
今お伝えした端末割引とポイント還元について両方は併用できないのでご注意ください。
また、ソフトバンクやLINEMOからの移行も対象外となります。
端末割引とポイント還元それぞれ併用が可能なのが紹介キャンペーンWです。
こちらはワイモバイルを紹介した人にポイントが5,000ポイント分入るというもので、これから申し込む方にとってはメリットはありません。
例えば家族や恋人同士でこの紹介キャンペーンWを活用すればポイントがもらえるので、利用してみてはいかがでしょうか。
回線契約だけをした場合の特典と合わせると1回線あたり25,000円分のPayPayポイントが貰えてお得です。
紹介される側がエントリーを行う必要がありご覧の通りこれから申し込みをする人の情報を入力する必要がありますのでご注意ください。
ワイモバイルにて展開されているキャンペーンや端末の価格は日々変わっています。
最新のキャンペーン情報は公式サイトにて確認していただくか、下記の記事で更新をしております。

ここまでメリットばかりをお伝えしましたが、デメリットもありますのでご紹介していきます。
デメリット①セット割を適用できないと料金が割高
デメリット1つ目は全てのプランでセット割などの条件があり適用できない場合は他社の格安プランと比べても高くなってしまう点です。
ワイモバイルでは固定回線をソフトバンク光、またはソフトバンクAirを使用していると割引
支払い方法をPayPayカードに設定していると割引ということで条件があるプランです。
通信品質も良くお得に使えるプランと比べるとご覧の通りセット割を適用できないと割高になってしまいます。
ただ、セット割を適用できなくてもドコモやau、ソフトバンクが提供しているプランと比べると安く使えるので、先ほどご紹介したメリットを魅力に感じる方は引き続き検討してみても良いかと思います。
比較対象として挙げられるUQモバイルではデータ通信量33GB+10分以内の通話無料がついたコミコミプラン+がセット割の条件はなく月3,278円で使えるのでちょっと差が出てしまっているかなと個人的には思います。
デメリット②速度制限が2段階ある
デメリット2つ目は2段階の速度制限があるという点です。
シンプル2Sは4GBを超えると通信速度が300Kbpsに低下、シンプル2MやLについては30GB、35GBを超えると1Mbpsに低下します。
ホームページ上で大きくこのことが表記されていますが、実際には低速状態でずっと使っていた場合はさらに速度制限がかかり、最大128Kbpsの速度に低下します。
シンプル2MやLの1Mbpsという速度は一昔前の速度制限の時と違って、ある程度の操作はできてしまう通信速度です。
今も規定のデータ量を使い切って低速状態で使うことが多いという方はこの点ご注意ください。
デメリット③高速通信をオフにする機能がない
デメリット3つ目は高速データ通信をオフにする機能がない点です。
高速データ通信を消費したくない時にアプリやマイページ上で高速通信をオフにして低速の状態で使うことができるプランが多くあります。
ワイモバイルの比較対象として挙げられるUQモバイルでは低容量のミニミニプランであればこの機能が使えます。
ですが、ワイモバイルの場合はそのような機能はないためご注意ください。
デメリット④データ通信の追加購入費用が高い
デメリット4つ目はデータ通信の追加購入費用が高めという点です。
規定のデータ量を使い切り、低速状態になったあと高速データ通信の追加購入をしたことがある人も多いと思います。
1GBあたり550円安いプランだと1GBあたり200円で追加できるところもありますが、ワイモバイルについては0.5GBで550円。
1GBだとすると1,100円の費用がかかり、ドコモ、au、ソフトバンクが提供しているプランと変わらないのでご注意ください。
デメリット⑤販売機種のラインナップが1世代前
デメリット5つ目は販売機種のラインナップが限られている点です。
ドコモ、au、ソフトバンクのプランに回線契約と同時に端末を購入する場合、発売されたばかりの機種も購入することができます。
ワイモバイルについては端末の価格はお得なのですが、どうしても1世代前のラインナップとなっています。
返却ありのプログラムである新トクするサポートAが始まりましたが、この点は以前と変わらないのでご注意ください。
デメリット⑥現在シンプル2M,Lの取り扱いがややこしい状態
デメリット6つ目は2025年2月現在、プランの取扱いがややこしくなっている点です。
これはいずれ解消される点ではあります。
ワイモバイルは2025年1月に使うデータ量が増量となりました。
ただこの増量については正式な料金改定があるまでの暫定的なもので、シンプル2Mは20GBを超えて30GBまで、Lは30GBを超えて35GBまでのデータ通信については、データ通信の追加購入費用が無料になります。
実質それぞれ30GB、35GB使えるというものになっています。
つどつど購入というのもできますし、オートチャージの設定をしておくこともできます。
正式な改定は春以降の予定なので、それまではこの状態で使うことになるのでご注意ください。
ワイモバイルのメリットとデメリット まとめ
ここまでワイモバイルのメリットとデメリットをご紹介しました。
他にもデータ通信無制限で使えるデータ量がない点やソフトバンクからの料金プラン変更で引き続きキャリアメールを使う場合も有料になるなど細かいデメリットはあります。
ただ、当たり前の話だなと思い省略しています。
携帯料金を抑えたいけど格安SIMには抵抗があるという方は、入り口としてまずはワイモバイルから始めてみてはいかがでしょうか。
2025年に入り、携帯料金プランの見直しを検討されている方は下記の記事で大手キャリアのプランから格安SIMまで選び方をご紹介しているのでよろしければご覧ください。



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