物価高高騰でさまざまなモノが値上げとなっている今日この頃。
2023年、通信業界にも値上げの風が吹いているのをご存知でしょうか。
KDDIから始まり、ソフトバンク、ついに docomoも足並みを揃えて事務手数料の値上げを発表しました。
値上げの内容は各社若干の違いがあります。
今回は各社の値上げ内容と、各社が提供しているお得な料金プランである「オンライン専用プラン」にも影響が出るのかをご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
docomo、KDDI、ソフトバンク各社の事務手数料値上げの内容
2023年3月31日、KDDIは各種事務手数料の値上げについて発表しました。
値上げとなるのは2023年4月20日からと期間が短く、値上げ内容は下記の通りです。
店頭での事務手数料に加え、ウェブ上での手続きも値上げとなります。
続いて2023年4月26日、ソフトバンク株式会社はソフトバンクとワイモバイルの事務手数料改定について発表しました。
値上げとなるのは2023年6月1日からで、値上げ内容は下記の通りです。
各種手数料がKDDIと同額の3,850円に値上がりとなりますが、違いとしてウェブ上での手続きは無料になるという点があります。
続いて2023年5月9日株式会社NTTドコモよりKDDI、ソフトバンクに続き事務手数料改定が発表されました。
変更となるのは2023年7月1日からで、値上げ内容は下記の通りです。
KDDI、ソフトバンク同様改定後の金額は一律3,850円に値上がりとなります。
なお、ソフトバンク同様店頭での料金改定のみでウェブ上での手続きは引き続き無料です。
3社の改定内容を見るとKDDIはウェブ上での手続きも値上がり、有料でソフトバンク、NTTドコモは店頭での手続きのみ値上がりという違いがあります。
3社とも値上げの理由に「説明事項の増加」という点を挙げています。
説明事項の増加が理由であればKDDIもウェブ上の手続きは無料のままで良いのでは…?
と私は思いました。
docomo、KDDI、ソフトバンクの事務手数料値上げで各社のオンライン専用プランの扱いに変化はある?
docomo、KDDI、ソフトバンクは各社ahamo(アハモ)、povo(ポヴォ)、LINEMO(ラインモ)というオンライン上で契約の手続きができ、安価な価格で利用できるオンライン専用プランを提供しています。
契約時の初期費用等は無料ですが、今回の事務手数料値上げが少なからず影響が出るプランもあります。
まずdocomoのahamo(アハモ)は基本的に契約時はオンラインのみで手続きを行いますが、ショップでサポートを受けながら(契約する操作は来店者自身が行う)手続きをすることができます。
費用として3,300円の料金がかかりますが、この金額も3,850円に値上がりとなることが予測されます。
auのpovo(ポヴォ)は1年間の間に5回線までの契約の場合は手数料がかりませんが、1年以内に6回線以上契約をすると契約時の費用として3,850円の料金がかかります。
この費用も今回の事務手数料値上げを機に改定されています。
詳しくは下記の記事でもご紹介しています。
>>povo(ポヴォ)2.0を2回線以上契約すると今後手数料がかかるようになる?
ソフトバンクのオンライン専用プランLINEMO(ラインモ)については特別影響はありません。
docomo、KDDI、ソフトバンクの事務手数料値上げについてまとめ
ここまでご覧いただきいかがでしたでしょうか。
今回の事務手数料の値上げを機にショップでの手続きは辞めてウェブ上で手続きができるお得な料金プランに乗り換えようかなと考える方もいらっしゃると思います。
最近は何か困ったことがあったらGoogleで検索したら答えが見つかりますし、そこまで対面で手続きをしてもらわなきゃ困るという場面も少なくなってきていますよね。
もし今回の事務手数料値上げを機に各社のオンライン専用プランを含めてお得な料金プランに乗り換えを検討している方がいましたら下記の記事を参考にしていただければ幸いです。
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