2023年12月から楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の規定が変わり、使い方によってはさらにお得に利用できるようになった楽天モバイル。
今回は3年以上楽天モバイルをメイン回線として使用している私から楽天モバイルをSPU目的で利用する場合の損益分岐点についてや、
メイン回線として使う以外のオススメな活用術をご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
楽天モバイルをSPU目的で使う場合の最低限得ないといけないポイント数は?
楽天モバイルの月額料金は楽天ポイントの期間限定ポイントを含め、ポイントでの支払いが可能です。
そのため、楽天SPUでポイントを貯めている方にはピッタリな料金プランな上、ある程度楽天市場で買い物をする方であれば使わなくても持っているだけでプラスになります。
楽天モバイルは毎月使用したデータ通信量によって料金が変わり、3段階に分かれていてご覧の通りです。
データ通信量 | 月額料金 |
---|---|
〜3GBまで | 1,078円 |
3GB〜20GBまで | 2,178円 |
20GB以上使い放題 | 3,278円 |
予め自分でプランを決めなくて良く、どれだけデータ通信を使っても3,278円で済みます。
楽天モバイルをSPU目的で利用する場合、3GBまでの月額料金1,078円にユニバーサルサービス料の2円、
電話リレーサービス料の1円を加えた1,081円分の楽天ポイントを楽天モバイルの特典分で得られればプラスになります。
2023年12月SPU改訂に対応した楽天モバイルを利用する場合の損益分岐点の金額について
2023年12月より楽天のスーパーポイントアッププログラム、通称SPUと呼ばれるポイントが還元される仕組みに変更がありました。
全体的に付与されるポイント上限が下がり「改悪」と言われていますが、楽天モバイルを使いつつ楽天市場でも毎月コンスタントに買い物をする方にとってはお得になりました。
楽天モバイルを使っているだけで楽天市場のポイント倍率が4倍になり、
楽天市場での買い物金額 | 楽天モバイル分ポイント還元数 |
---|---|
27,000円 | 1,080円分 |
27,100円 | 1,084円分 |
50,000円 | 2,000円分(上限) |
80,000円 | 2,000円分(上限) |
※上記買い物金額は税抜の額です。楽天市場では100円(税抜)につき1ポイントキャッシュバックされます。
損益分岐点についてはご覧の通り税抜で27,100円以上という金額です。
楽天市場で27,100円以上買い物をすると楽天モバイルの最低利用量3GBまでの月額料金+ユニバーサルサービス料+電話リレーサービス料を足した1,081円を上回るためプラスになります。
付与される上限が2,000ポイントまでという点があるため、50,000円を超えた場合は上限に達してしまうのでご注意ください。
27,100円以上毎月買い物をする方であれば回線を持っているだけで使用していなくてもポイント還元分を見るとプラスになりますよ。
楽天モバイルを契約したから楽天市場を使うという考えでは結果的に不要な買い物をする場合もあるため、
現時点で楽天市場で毎月27,100円以上買い物をしているという方であれば回線を持っていて損はないので使ってみてはいかがでしょうか。
なお、楽天モバイルでは他社回線から乗り換えの場合は6,000円分、新規契約の場合は2,000円分のポイントが還元されるキャンペーンが行われています。
開通したあと、RakutenLinkで発信通話を10秒以上行うと条件達成です。
RakutenLinkで発信通話をした翌々月から3ヶ月に渡ってポイントが還元されお得ですよ。
楽天モバイルをSPU目的以外でも使える活用術3選
SPUの損益分岐点については分かったけど楽天モバイルって繋がりづらいんじゃないの?
と疑問に思われる方もいらっしゃいますが、私自身は繋がりづらくなった経験はありません。
ただ、周りの友人の友人が楽天モバイルを使い始めて都心で繋がらず大変だったということは何度か聞いたことがあります。
直接聞くことはなく遠い関係の人が苦労していることを聞きますが、私自身は都心の同じ場所に行った際、人混み、建物内の奥まったところなどで繋がりづらいとなったことはありません。
こればかりは使用している人の生活範囲、環境によって変わるとしか言えず、実際に使ってみないと分からないというのが正直なところです。
楽天モバイルをスマホのメイン回線として使うのはプラチナバンドの導入が本格的に始まったあとの様子を見てからにしたいという方もいらっしゃると思いますので、
ここからはメイン回線として使う以外のお得な活用術3選をご紹介していきます。
楽天モバイルのお得な活用術①通話用として利用する
ご存知の方も多いと思いますが、楽天モバイルは通話専用アプリの「RakutenLink」を利用することにより、通話料はかからずに利用できます。
上記の記事でデータ通信を全く使わない方から20GB以上や使い放題で利用する方まで、
通話機能を重視している方向けのおすすめの携帯料金プランをご紹介しましたが、
どの使い方でも楽天モバイルは1番コスパが良く料金をかけずに利用できることをお伝えしました。
楽天モバイル | povo | mineo | irumo | 日本通信 | HISモバイル | NUROモバイル | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
基本料金 | 1,078円〜 | 0円 | 250円〜 | 550円〜 | 290円〜 | 290円〜 | 1,870円〜 |
通話料 | 無料 | 30秒/22円 | 30秒/22円※ | 30秒/22円 | 30秒/11円 | 30秒/9円 | 30秒/11円 |
かけ放題込み 月額料金 |
1,078円〜 | 1,650円 | 1,460円 | 2,530円 | 1,890円 | 1,770円 | 1,870円 |
留守電オプション | 有(無料) | 無し | 有(319円) | 有(かけ放題込) | 有(330円) | 有(385円) | 有(330円) |
通話品質 | △ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
初期費用 | 0円 | 0円 | 3,300円 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
上記は全くデータ通信を使わず、かけ放題のオプション込みで利用できるプランの一覧ですが、楽天モバイルを除くと最安はmineoのマイそくスーパーライトの月額料金1,460円となります。
楽天モバイルは専用アプリが必要となりますが高速データ通信3GB利用できて1,078円。
他社のかけ放題のオプションは大体1,650円という費用が設定されているため、いかに楽天モバイルのコスパが良いか分かると思います。
けど音質が悪いんじゃないの…?
と気にされる方もいらっしゃると思いますが私自身は3年以上使って音質が気になるといったことはありません。
ただアプリを開いた瞬間に楽天の広告がでかでかと出てくるほうが気になります。
まぁこれで無料で使えてると思えばありがたいですが…。
通話用として1番コスパが良いプランを探しているという方や、通話用として別の番号を持ちたいとお考えの方には楽天モバイルを試していただくのをオススメします。
楽天モバイルのお得な活用術②海外旅行時のお供に使用する
楽天モバイルでは海外ローミングが2GBまで無料、国内で使った時と同じく3GBまでの月額料金の1,078円に含まれていて使うことができます。
海外旅行時、例えば家族で楽天モバイルを契約し利用すれば先ほどご紹介したRakutenLink同士での通話料は無料となりお得ですよ。
楽天モバイルの公式ホームページ上にも空港内に楽天モバイルの店舗があるため、出発前に契約できることをアピールしています。
また、旅行から帰ったあと、使わなければ解約すれば解約手数料はかからないことも書かれています。
携帯料金プランを契約して短期解約をするのは気が引けますが、公式ホームページでアピールされているので良いということでしょう。
空港で申し込みをしなくても楽天市場の楽天会員であればweb上で3分で申し込み可能ですよ。
楽天モバイルのお得な活用術③モバイルWi-Fiとして使用する
モバイルWi-Fiを利用し、毎月4,000円以上費用を支払っている方は楽天モバイルのRakutenWifi Pocket 2Cを利用し使うのをオススメします。
料金は楽天モバイルを普通に使うのと変わらずどれだけ使っても3,278円、本体代も1円で手にいれられるためオススメですよ。
モバイルWi-Fiを使っていて毎月のコストが気になっていた方はお試しで利用してみてはいかがでしょうか。
楽天モバイルをSPU目的で使う場合の損益分岐点、お得な活用術についてまとめ
ここまで楽天モバイルをSPU目的で使う場合の損益分岐点とお得な活用術3選をご紹介しました。
私のようにメイン回線として楽天モバイルを使うというのももちろんオススメですが、
スマホのメイン回線として使うという方法以外にもお得な使い方があるのでオススメですよ。
他にも楽天モバイルをこういう使い方で使ってるよなど、ご意見等ありましたらコメントをいただけると幸いです。
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