退職した後、国民健康保険、任意継続どちらを選択すべきか双方のメリットデメリットについて

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日常

皆さん病院に行く際に保険証を見せて大体の方が3割負担で支払っていますよね。
これは毎月健康保険料を納めているから3割の支払いで済んでいます。

会社員の方は社会保険に加入されていて会社と折半で毎月保険料を納めていますが、退職をして次の転職先がまだ決まっていない場合や、フリーランスで仕事をすると決めている場合は国民健康保険に加入するか今までの社会保険を任意継続するかの選択に迫られる事になります。

今回は、国民健康保険がお得な場合、任意継続にするべきかそれぞれのメリット、デメリットをご紹介します。

まずはどちらが金額的にお得になるのか確認しましょう。

まず、まずはそれぞれどれぐらいの金額になるか確認する必要があります。

任意継続の場合

社会保険の任意継続の場合は単純に毎月差し引かれている健康保険料を2倍にすると今後支払う額がわかります。

2倍って高いのでは・・・と思うかもしれませんが、上限額が設定されています。
自治体によって異なり一概に言えませんが、40歳未満の場合は3万円前後、40歳以上65歳未満の場合は3万5,000円前後と覚えておくと良いでしょう。

国民健康保険の場合

国民健康保険の場合は収入や世帯人数、自治体によって異なります。詳しくはお住まいの役所の担当の課に確認して頂くか計算できるサイトがありますので、こちらのサイトで大体の金額を確認してみましょう。

国民健康保険料計算機|全国の市区町村別に自動計算|早見表あり

任意継続と国民健康保険それぞれのメリットデメリットについて

さて金額の計算が出来ましたら次に双方のメリットデメリットについてご紹介します。

任意継続のメリットについて。

・上限額が決められているので収入が高い人ほどお得になる

・扶養する家族がいる場合は扶養に入れられる

任意継続のデメリットについて。

・加入から2年間は保険料が変わらない

・退職し、加入していた保険の資格を喪失した日から20日以内に手続きを済ませないと無効になる
加入してから保険料が2年間変わらないという点は、例えば次の転職先が全く決まらない状態で退職してから1年経過した後、前年度の所得が少なくても保険料が高いままというパターンになってしまう場合がありますので注意が必要です。

国民健康保険のメリットについて

・倒産、解雇、所得の激減を理由による退職からの加入の場合、減免制度がある

・退職して1年以上働く予定がない方は2年目以降の支払い金額が減る

国民健康保険のデメリットについて

・退職前に扶養していた家族がいた場合、個人単位で国民健康保険料がかかってしまう

まとめ

いかがでしたでしょうか。

双方とも前職の所得によって金額が決まるのは同様ですが、細かい部分で違いがあります。会社都合での退職だった場合は減免制度を受けられるので国民健康保険の方がお得になります。

また、独身の方で扶養する家族が居ない場合も国民健康保険の方が良いケースが多いようです。

逆に今扶養しているご家族の方がいらっしゃる場合は最大でも3万円〜3万5000円で退職前の保険を任意継続でき、家族を皆保険にそのまま加入させる事が出来るので任意継続の方が良いかと思います。

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