エキサイトモバイルという格安SIMの料金プランをご存知でしょうか?
エキサイトモバイルはプラットフォーム事業やブロードバンド事業を手がけるエキサイト株式会社が運営しています。
料金体系が「段階制料金」のFitというプランがあり、楽天モバイルと似た使い方ができます。
今回はエキサイトモバイルと楽天モバイルそれぞれどのような違いがあるのか、どちらの方がお得なのか特徴を詳しくご紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。
エキサイトモバイルの料金体系はどうなっているの?
エキサイトモバイルについて、あまり聞き馴染みのない方も多いのではないでしょうか。
docomo回線とau回線が使用できる格安SIMサービスで、段階制料金プランのFit、定額制のFlatと用意されていて、ご自身の使い方に合わせて選択できます。
まず、段階制料金Fitの料金プランがこちら。
使用できるギガ数 | 月額料金 |
---|---|
低速通信のみ | 495円 |
3GB | 690円 |
7GB | 1,430円 |
12GB | 1,980円 |
17GB | 2,750円 |
25GB | 3,245円 |
3GBで月額690円は業界最安値です。
定額制Flatの料金プランがこちら。
使用できるギガ数 | 月額料金 |
---|---|
低速通信のみ | 660円 |
3GB | 1,210円 |
12GB | 1,650円 |
20GB | 2,068円 |
25GB | 2,970円 |
30GB | 4,400円 |
40GB | 7,700円 |
50GB | 11,198円 |
12GB〜25GB使う方であればFitよりもFlatの方がお得な料金で利用できます。
低速通信は最大200Kbpsの速度ですが使い放題で利用できます。
この速度だとメールやLINEの文章のやり取り、QRコード決済であれば問題なくでき、それ以外は高速通信で使用した方がストレスなく使えるでしょう。
通話に関しては通話専用アプリ「エキモバでんわ」を使用すれば30秒ごとに11円の費用で利用できます。
かけ放題オプションはエキモバでんわを使用し、3分以内の通話が無料になる「3分かけ放題X」というオプションがあり月額759円の費用で利用可能です。
かけ放題の時間も短く、月額料金も高いため通話を良くする方の場合はエキサイトモバイルはあまりお得に利用できないでしょう。
エキサイトモバイルと楽天モバイルを比較、特徴についてご紹介
ここからは同じような料金プランである楽天モバイルとエキサイトモバイルの違いについて比較しご紹介していきます。
エキサイトモバイルと楽天モバイルの違い 料金編
エキサイトモバイルの毎月のデータ通信に関する料金は先ほどご紹介した通りです。
楽天モバイルと比較するには下記の画像を見ていただくと分かりやすいのでご覧ください。
エキサイトモバイルのFitプラン、Flatプラン双方とも3GB〜20GBまでの利用について細かく分かれているのが楽天モバイルと比較するとお得な点です。
楽天モバイルは3GBを超えたらいきなり20GBまで使う場合の料金に割り振られてしまいます。
毎月3GB〜20GBのデータ通信量を使用している方はエキサイトモバイルの方がお得な料金で利用できますよ。
逆に通話に関してはエキサイトモバイルはかけ放題のプランが充実していなく、楽天モバイルはRakutenLinkという通話専用アプリを使用すると通話はかけ放題、無料で利用可能です。
そのため通話重視の方は楽天モバイルの方がお得に利用できます。
エキサイトモバイルと楽天モバイルの違い その他特典について
エキサイトモバイルの特徴として、データのシェアができる点があります。
家族とシェアするもよし、自分用のサブ回線用としてのデータシェアもできます。
データシェアは一般的な音声+データSIMの場合、月額528円で利用できます。
楽天モバイルを2回線持とうとすると2回線目以降は最低でも1,078円の料金がかかります。
家族でデータシェアをすると、全体的に携帯料金を落とせるのでお得に利用できます。
また、エキサイトモバイルでは契約後に割引で利用できるキャンペーンも行っています。
はじめてエキサイトモバイルを使用する方で、低速通信のみ使用でない場合は上記のように3ヶ月間割引の特典が受けられます。
対して楽天モバイルは、はじめての契約時にSIM契約だけでも5,000円分の楽天ポイントがもらえ、iPhoneを同時に購入すると24,000円分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンを行っています。
どちらも契約時には特典があるのがありがたいですよね。
エキサイトモバイルと楽天モバイルの違い デメリット編
エキサイトモバイルは契約時に新規契約手数料3,300円とSIMカード発行手数料433円がかかりますのでご注意ください。
なお、契約後4ヶ月経過すると初期費用相当3,300円分のデジタルギフト券が配布されているので、初期費用は実質無料と考えて良いでしょう。
対して楽天モバイルは契約時の手数料は無料、いつ解約しても無料、SIMについては物理SIM、eSIM両方に対応しています。
楽天モバイルのデメリットは、現在も通信エリアを拡大中で楽天モバイルの通信範囲が限られている、建物内だとプラチナバンドの周波数帯が割り当てられていないため、繋がりづらいという口コミが多々あります。
私は現在楽天モバイルをメイン回線として使用していますが、外でも建物内でも繋がりづらいと感じた事はありません。
ただこれは生活範囲によって違いがあると思いますので、事前に公式サイトにてご自身の生活範囲内が楽天モバイルの電波が入る場所かどうか確認していただくことをオススメします。
エキサイトモバイル、楽天モバイルの違いについて まとめ
ここまでご覧いただきいかがでしたでしょうか。
3GB〜20GBまで利用する方は他社と比較してもエキサイトモバイルはお得な料金プランで利用できます。
対して楽天モバイルは通信状況に不安はあるものの、契約時に手数料はかかりませんのでお試しで利用していただくことが手軽にできます。
今回ご紹介した内容がご覧いただいている方の料金プラン選択に少しでも参考になっていれば幸いです。
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